なんで誰も協力してくれないの!!?
そんな悩みってよくありますよね
- 周りから協力が得られない
- サポートしてもらえない
- いつも一人でやっている
なんで私ばっかりやってるの?
周りを見渡せて感じることは、
- しゃべってるヒマがあるなら手伝ってくれてもいいのに!
- それよりもこっちを手伝ってくれないかな?
- 言わなくてもわかるでしょ?
という気持ちは痛いほどよくわかります
そんな気持ちを抱えている方はこの本を読んでみませんか?
スーパーお母さん
大分県中津市でギフトショップ経営とお坊さんを両立させる
スーパーお母さんのたつみさん
著者(長男)が中学生の時に「お坊さんになる」と爆弾発言した後に
父と著者の予想に反して、悩みを抱えた人がたくさん訪れて
あっという間にお坊さんの免許を取得される
2016年5月にたつみさんはすい臓がんで亡くなられてしまうのですが
お通夜には全国から800名を超える人が駆けつけてくれ
翌日のお葬式には1200名を超える人が集まったそうです
たつみさんの教えはいつも
喜ばれる人になりなさい
だそうです
たつみさんにお会いしたことはないのですが
たくさんの方のお力になられた方だと思います
お葬式に1000人以上の人が集まるなんて
芸能人でもなかなかないです
ある時、
子どもがひきこもりになってしまい、子育て勉強会に参加されたお母さんに対して
「本人の自己肯定感が足りていないから、とにかく褒めて育てなさい」と主催者に言われたそうです
それに対して、たつみさんに相談したところ
「あのね、最近思うんだけど、『どんなことでもほめなさい』っていう理論があるけど、私はそれはどうなんだろうと思うのよね。家ではそれで通用するかもしれない。
でもね、私は子どもはいつか社会に返す存在だと思ってるのよ」「なんでもかんでもほめてばかりいたら、いつかその子はほめられないと何もできない子になるわよ。ダメなことはダメってしっかりと言うのも愛じゃないのかな。子どもを信じているからこそ厳しいことも言えるのよね。」
「お母さんってね、何千年も前からうるさい存在だったのよ。当たり前よね。自分のお腹を痛めて産んだ子なんだから。そんな何千年もたくさんの人ができなかった聖母マリアみたいな存在を目指すほうが無謀じゃない?」
喜ばれる人になりなさい -母が残してくれた、たった1つの大切なこと-
と。
子育てに悩んでいるときに
このようなアドバイスいただけたら
たつみさんの大ファンになってしまいますよね
徳のボーナス
たつみさんはこのようなこともお話されたそうです
「あのね、この世には目に見えないお金があるの。そのお金はね、徳っていうのよ」
喜ばれる人になりなさい -母が残してくれた、たった1つの大切なこと-
「その徳はね、喜ばれることをしたら1個たまるの。そしてね、人に気づかれないように喜ばれることをしたら、さらにボーナスがついて10倍たまるのよ」
お坊さんならではの教えだと思いますが、
それでも言わんとしていることは伝わります
先日感動したのは
洋服を購入したときはショップのビニール袋や紙袋にいれていただける機会が多いと思うのですが、
袋の口が開かないようにテープで止めてくださる店員さんが多いですよね
あのテープをしっかり止めてくださる方が多い中で
テープの端っこをちょっとだけ折り返してくださったんです
しっかりと止められているとはがすのに苦労しますが
ちょっとだけ折り返されていると
その端っこを持てば簡単にはがせるんです
店員さん、徳のボーナス10倍プレゼントです(笑)
- 喜んで協力してもらえる人
- 困ったときにすぐ助けてもらえる人
- 何かあったらすぐ駆けつけてもらえる人
というのは
こういったちょっとした気遣いができる人だと思います
応援される女性になるために
助けて欲しい!
そう思ったときには周りに助けを求めてみませんか?
意外とすんなりと助けてくれるかもしれません
そして、
助けてあげるとものすごく喜ばれます
だって、あなたが助けてもらって嬉しかったんですから
お世話になった人にちゃんとお礼は言ったか?
喜ばれる人になりなさい -母が残してくれた、たった1つの大切なこと-
筋道は通しているか?
恩を忘れていないか?
我ばかりを通そうとしていないか?
たつみさんの教えです
助けてもらえた記憶はずっと残ります
あなたはこんな経験をお持ちではないですか?
- 友人から誕生日をお祝いしてもらえたから、私も祝いしたい
- 旅行のお土産をもらったから、私も何かお土産を渡そう
- 電車で体調が悪く席を譲られて助かったから、私も席を譲ろう
- 体調悪い時に看病してもらったから、何かあれば私が看病する
- 仕事で助けてもらったことがあるから、次は私が助けよう
人はされたことは返したくなる
返報性の原理というのをもっているそうです
日常でちょっとしたことでいいんです
席を譲るとか
道に迷っている人がいたら声をかけるとか
咳き込んでる人に飴を渡すとか
あのとき、あんなことしてもらえて嬉しかったな
あのとき、こうしてもらえたら嬉しかったな
ちょっとしたことの積み重ねによって
まわりの人が喜んでくれ、あなたの応援団ができています
そのときには
- 私も手伝うよ
- もうやっといたよ!
- いつも助けてくれてありがとう!今回は私がサポートするね!
と周りの反応が変わっているはずです
人のサポートをしていたつもりが
いつの間にかあなたの周りにあなた応援団ができあがります
最後に
人から喜ばれるということを、人に媚びることのように捉える人もいる。
「喜ばれないと自分には価値がない」と捉える人もいる。しかし、究極的に喜ばれる人になるということは、イヤな人にしっぽを振ってでも、
喜ばれる人になりなさい -母が残してくれた、たった1つの大切なこと-
とにかく喜ばれないと自分には価値がないんだ、ということでは決してない。
「喜ばれる人になりなさい」というのは、自分を捨てることでは一切ない。
と書かれています
大事なのはあなた自身です
ご自身の気持ちも大事にされつつ
まわりのことも気づかえる素敵な方になってください
for me
ではなく
for you
の精神で。
本書の中にはここには書ききれなかった、たつみさんのご家族との素敵なストーリーがたくさん書かれておりますので、是非お手に取って読んでみてください
あなたが今以上にまわりから応援される素敵な女性になるよう心から願っています
著書:喜ばれる人になりなさい -母が残してくれた、たった1つの大切なこと-
発売日:2021年06月03日
出版社:すばる舎
著者:永松 茂久
コメント